ねずみの初恋 ペトロの正体と自ら死を選んだ理由【あお君との関係】

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全身が真っ黒焦げの謎の人物、ペトロ――。
『ねずみの初恋』を読んでいて、誰もが気になるこのキャラクター。正体は何者なのか?なぜ自ら身代わりの死を選んだのか?そして、あお君(碧)とはどんな関係だったのか?
可愛い絵柄とは裏腹に、残酷で切ない物語を描いた本作は、「このマンガがすごい!2025」オトコ編で第9位を獲得し、累計部数100万部を突破。多くの読者の心を揺さぶる作品として注目を集めているんです。
2025年12月発売の第8巻で、ペトロの正体や過去が明らかになり、さらに第88話ではついに衝撃の結末を迎えました。本記事では、ペトロの正体(本名:礼門)、自ら死を選んだ理由、あお君との入れ替わりトリックと謎の関係まで徹底解説していきます。
前半部分はネタバレなし。後半部分でネタバレあり。タイトルに【ネタバレあり】と記載してます。これから読むかたも、読んだけど「ペトロの正体意味不明?(笑)」と思ってる人も安心してお付き合いくださいね。
この記事でわかること
この記事では、以下の内容を詳しく解説しています:
- ペトロの正体:本名は礼門(れもん)、組織名がペトロ。中国延辺出身で舛花組に育てられた
- 黒焦げになった理由:14年前の火炙りの刑と過酷な環境
- ねずみとの出会い:一目惚れと首の傷の秘密
- 自ら死を選んだ理由:「見られない愛の極地」に到達するため
- あお君(碧)との関係:入れ替わりトリックと二人が知り合いだった謎
- 死亡シーンと最期:「幸せでいっぱい」と微笑んだペトロ
- 作品の魅力:残酷で切ない純愛物語の全貌
- 独自考察:碧とペトロの謎の関係が今後の鍵
ねずみの初恋とは|作品紹介
ねずみの初恋の基本情報
『ねずみの初恋』の基本情報はこちらです。
- タイトル: ねずみの初恋(ねずみのはつこい)
- 作者: 大瀬戸陸
- 連載誌: 週刊ヤングマガジン
第8巻はペトロの正体が明かされ、この物語のストーリーの大きな転換点と深みを与える重要な意味を持っています。この記事で関心が持てれば是非実際に手に取って読んで下さいね。
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【ネタバレあり】ペトロの正体と自ら死を選んだ理由とは

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結論:ペトロの正体と自ら死を選んだ理由|あお君との関係
『ねずみの初恋』で最も衝撃的な人物、ペトロ。彼の正体、自ら死を選んだ理由、そしてあお君(碧)との謎の関係――この3つが物語の核心です。
ペトロの正体
ペトロの本名は礼門(レモン)。中国延辺出身で、ヤクザ組織「舛花組」に育てられた少年でした。14年前、ねずみが豚磨を刺した事件の責任を問われ、育て親のヒソクによって火炙りの刑に処されます。全身が黒焦げになり、日光に当たれない身体となった礼門は、組織名「ペトロ」として暗闇で生き続けました。
自ら死を選んだ理由
14年前、ねずみに一目惚れしたペトロ。首を切られながらも「素敵です…」と微笑んだ彼は、以来14年間、ただ妄想の中でねずみを愛し続けました。しかし最期、ペトロが選んだのは「ねずみに愛される未来」ではなく、「ねずみの力になって死ぬ現実」でした。
碧の身代わりとなり、こう語ります――「妄想に恋してきたぼくが 現実でねずみさんの力になれる。見られない側の人間にとって 愛の極地ですよ」。
ペトロにとって、自ら死を選ぶことこそが、愛の完成形だったのです。
あお君(碧)との謎の関係
第8巻69話で、ペトロと碧が知り合いのように会話するシーンが描かれました。普通の青年として育った碧が、なぜ組織の一員であるペトロと知り合いだったのか?この謎は作中ではまだ明かされていません。
そして二人は入れ替わります。碧が全身を黒く塗って「ペトロ」に、ペトロが汚れを落として肌色に戻り「碧」になりすました――このトリックにより、ペトロは碧の身代わりとして死を選びました。
ペトロの正体、死を選んだ理由、そしてあお君との関係。この3つが明らかになることで、『ねずみの初恋』という物語の深さが見えてきます。詳しくは以下の考察セクションをご覧ください:
ペトロの正体は「礼門(れもん)」|本名とプロフィール
ペトロの正体は、本名を礼門(レモン)という少年でした。
ペトロは中国の延辺出身で、ヤクザ組織「舛花組」で育てられました。第40話「黒」で全身が真っ黒焦げの異様な姿で初登場し、読者に強烈な印象を残します。当時はその正体が謎に包まれていましたが、第66-68話(8巻収録)でついに明らかになりました。
礼門という本名の由来は不明ですが、爽やかな響きとは裏腹に、黒焦げの姿との対比が皮肉めいています。一方、組織名の「ペトロ」は聖書に登場する聖ペテロ(ペトロ)を連想させる名前。後述する「殉教者」としての役割を象徴しているとも考えられます。
礼門がなぜ舛花組に育てられたのか、両親はどうなったのか――これらの詳細は作中では語られていません。しかし、14年前の火炙りの刑という過酷な運命が、彼の人生を完全に変えてしまったことは確かです。
ペトロの正体は礼門。この事実が明らかになることで、物語の深みが一気に増すのです。
黒焦げになった理由|火炙りの刑とその後の過酷な環境
ペトロが黒焦げになった理由は、14年前に受けた火炙りの刑です。
当時、ねずみが豚磨を刺した事件が起きました。この責任を問われたのが、まだ礼門だったペトロでした。育て親のヒソクによって、生きたまま火炙りの刑に処されてしまったんです。全身に火傷を負い、皮膚が焼けただれたペトロ。命は取り留めたものの、日光に当たれない身体になってしまいました。
しかし、ペトロの「黒さ」には火傷だけでなく、長年の汚れや塗装も含まれていました。暗闇で14年間生き延びる中で、身体が黒く変色していったんですね。この設定が、後の「碧との入れ替わりトリック」の伏線になっていました。
興味深いのは、汚れを落とせば肌色に戻るという点です。第88話で、ペトロは汚れを落として碧になりすまします。つまり、黒焦げの姿は「火傷+汚れ」の複合的な結果だったのです。
火炙りの刑の後、ペトロは暗闇で生き、ねずみを遠くから見守ることしかできない14年間を過ごしました。この過酷な環境が、ペトロの「見られない側の愛」を形作ったとも言えます。
ねずみとの運命的な出会い|一目惚れと首の傷
ペトロとねずみの出会いは、14年前に遡ります。
当時まだ礼門だった彼は、ねずみが豚磨を刺した直後に遭遇しました。血まみれで立ち尽くすねずみを見た瞬間、礼門はねずみに一目惚れしてしまいます。
そのとき、ねずみは反射的に礼門の首を切りつけました。大量の血を流し、重傷を負った礼門。普通なら恐怖や怒りを感じる場面ですが、礼門は「素敵です…」と微笑んだんです。この異常とも言える反応が、ペトロという人物の本質を物語っています。
この首の傷が、ペトロにとって生涯の宝物となりました。最期の瞬間まで、「首の傷だけは避けてください」と懇願したほどです。ねずみとの唯一の物理的な繋がりであり、彼女に触れられた証でもある首の傷――ペトロはこれを死んでもなお守りたかったのです。
一目惚れから始まった歪んだ愛。会うこともできず、ただ妄想の中で愛し続けた14年間。ペトロの「見られない愛」は、この運命的な出会いから始まったんですね。
ねずみにとっては記憶の片隅にもない一瞬の出来事が、ペトロの人生を決定づけてしまった。この非対称性が、物語の切なさを際立たせています。
あおくんとの入れ替わりトリック|碧の身代わりとなった死
ペトロと碧(あお)の入れ替わりトリックは、本作最大の謎の一つです。第8巻以降も重要な伏線として残されていましたが、第88話でついに真相が明らかになります。
トリックの仕組み
- 碧が全身を黒く塗って「ペトロ」になりすます
- ペトロが汚れを落として肌色に戻り「碧」になりすます
汚れを落とせば二人は見分けがつかないほど似ていたんですね。この設定が、入れ替わりを可能にしました。
なぜ入れ替わったのか?
第8巻69話で、ペトロと碧が立ち話をするシーンがあります。ここでペトロが碧に入れ替わりの計画を提案したと考えられます。碧に変装するための「かつら」を持っているように見えるペトロの姿が描かれていました。
なぜペトロは碧の身代わりとなったのか?それは、「妄想に恋してきたぼくが、現実でねずみさんの力になる」ことが、ペトロにとって「愛の極地」だったからです。
ねずみと碧の二人の愛を成就させるため、自ら死ぬことを選んだペトロ。ねずみに自分の存在を知られることなく、ただ彼女の幸せのために命を捧げる――これこそが「見られない側の人間」の究極の愛の形だったんですね。
碧とペトロの謎の関係
しかし、ここで大きな疑問が残ります。普通の青年として育った碧が、なぜ組織の一員であるペトロと知り合いだったのか?二人が普通に会話するシーンから、以前から面識があったことは明らかです。
この謎については、【考察】碧とペトロの謎の関係|今後の展開の鍵で詳しく考察しています。
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死亡シーンと最期のセリフ|「愛の極地」に到達したペト
ペトロの死亡シーンは、第88話「夢で逢えたら」で描かれました。
碧になりすまして死を迎えるペトロ。最期のセリフが、彼の生き方のすべてを物語っています。
「ぼくは今 幸せでいっぱいですよ」
「現実でねずみさんの力になれる」
「見られない側の人間にとって 愛の極地ですよ」
14年間、ただ妄想の中でねずみを愛し続けたペトロ。会うことも、声をかけることもできなかった彼が、最期に選んだのは、ねずみに会わずに死ぬことでした。
唯一の懇願は「首の傷だけは避けてください」。ねずみとの唯一の繋がりである首の傷を、死んでもなお大切にしたかったんですね。
海に投げ捨てられた壺の中で、ペトロの首は穏やかに微笑んでいました。この微笑みが、彼がついに「幸せ」を手に入れたことを示しています。
ねずみに会えなくても、ねずみの幸せのために死ねた。それがペトロにとっての「愛の極地」だったんです。
『ねずみの初恋』のあらすじと魅力

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ペトロの物語をより深く理解するため、ここでは作品全体の概要を紹介します。
このセクションでは、以下の内容を詳しく解説しています:
- あらすじと主要登場人物の紹介
- 作品の魅力ポイント
- 実際に読んだ方のクチコミ情報
- 作者・大瀬戸陸の経歴と本作への取り組み
- 各巻の詳細なネタバレ解説(1-7巻、8巻)
- 独自考察(「見られる愛」と「見られない愛」の対比、殉教者としてのペトロ、碧とペトロの謎の関係)
あらすじ|残酷で切ない殺し屋の初恋物語
ヤクザ組織「舛花組」に殺し屋として育てられた少女・ねずみ。 感情を殺し、組織の命令通りに人を殺す日々を送っていた彼女は、ある日ゲームセンターで普通の青年・碧(あお)と出会います。
碧はねずみに一目惚れし、告白。 愛を知らなかったねずみは戸惑いながらも、碧との幸せな同棲生活を始めます。
しかし、組織はねずみと碧の関係を許しません。 碧を始末するよう命令が下る中、ねずみは愛する碧を守るため、「碧を殺し屋に育て上げる」という交換条件を組織に突きつけます。
愛する人を守るために人を殺す――。 残酷な運命に立ち向かう二人の、切なく過酷な初恋の物語です。
可愛らしい絵柄で描かれるからこそ、暴力と愛が交錯する世界がより鮮烈に心に刻まれます。
主要登場人物の紹介
ペトロ以外の主要キャラクターを紹介します。
ねずみ(小山ねずみ) 本作の主人公。ヤクザ組織「舛花組」に育てられた殺し屋の少女。 感情を表に出さず、淡々と任務をこなしていたが、碧と出会って初めて愛を知ります。 碧を守るため、彼を殺し屋に育て上げることを決意。
碧(あお) ねずみの恋人。ごく普通の青年で、ゲームセンターでねずみに一目惚れして告白。 純粋で優しい性格ですが、ねずみを守るために殺し屋の道を歩むことになります。
鯆(いるか) 舛花組の幹部で、ねずみの育ての親的存在。 組織の命令とねずみへの情の間で葛藤する複雑なキャラクター。
テング ねずみの訓練相手だった殺し屋。 ねずみに好意を持っているものの、組織の掟に従って行動します。
豚磨(たくま) 14年前にねずみが刺した人物。 ねずみやペトロの運命を変えるきっかけを作った重要人物です。
それぞれのキャラクターが、ねずみと碧を取り巻く残酷な世界を形作っています。
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作品の魅力|可愛い絵柄×残酷な内容のギャップ
『ねずみの初恋』最大の魅力は、可愛らしい絵柄で描かれる残酷な世界とのギャップです。
少女漫画のような柔らかいタッチで、殺し屋の過酷な日常が描かれる。 この対比が、読者に強烈なインパクトを与えるんですね。
魅力ポイント1:一度読むと忘れられない衝撃 可愛い絵柄だからこそ、暴力シーンの衝撃が倍増します。 血が飛び散る場面も、どこか美しさを感じさせる不思議な魅力があります。
魅力ポイント2:「見られない愛」という新しい恋愛観 ペトロの「見られない愛」は、従来の恋愛漫画にはない視点です。 会えない、触れられない、それでも愛し続ける純粋さが心を打ちます。
魅力ポイント3:予測不可能な展開 読者の予想を裏切る展開の連続。 特にペトロと碧の入れ替わりトリックは、多くの読者を驚かせました。
魅力ポイント4:キャラクターの心理描写の深さ それぞれのキャラクターが抱える葛藤や想いが丁寧に描かれています。 特にペトロの内面描写は、読者の涙を誘います。
魅力ポイント5:哲学的なテーマ 「愛とは何か」「幸せとは何か」という普遍的なテーマを、殺し屋という極限の世界を通して問いかけます。
これらの要素が絶妙に組み合わさって、一度読んだら忘れられない作品になっているんです。
読者の評価とクチコミ
実際に『ねずみの初恋』を読んだ方々からは、こんな感想が寄せられています。
「絵面とシーン作りの面白さが凄い」 可愛い絵柄で描かれる残酷なシーンの数々。 コマ割りや構図の工夫が、物語の緊張感を高めています。 特に、静寂と暴力の対比が印象的だという声が多いですね。
「過酷な展開が辛いが、ページを捲る手が止まらない」 読むのが辛くなるほど過酷な展開が続きます。 それでも次が気になって読み進めてしまう、中毒性の高い作品です。 特にペトロの過去が明かされる8巻は、涙なしでは読めないという感想が目立ちます。
「碧の普通さが逆に異様に感じる」 殺し屋の世界で、ごく普通の青年である碧の存在が際立ちます。 その「普通さ」が、逆に物語の狂気を浮き彫りにしているんですね。 碧が変わっていく過程も、読者の心を揺さぶります。
多くの読者が、絵柄と内容のギャップ、予測不可能な展開、キャラクターの心理描写に惹かれているようです。
SNSでも大きな反響を呼び、「今期一番泣いた漫画」「続きが気になりすぎる」といった声が続々と上がっています。
作者・大瀬戸陸について
『ねずみの初恋』の作者は、大瀬戸陸(おおせと・りく)先生です。
16歳の若さでちばてつや賞を受賞した実力派。 デビュー前から注目を集めていた漫画家なんですね。
大瀬戸さんの特徴は、可愛らしい絵柄と残酷な物語の絶妙なバランスです。 一見すると少女漫画のような柔らかいタッチですが、その中に凄惨な暴力描写を織り交ぜる独特のスタイルを持っています。
また、人気バンド「クリープハイプ」とのコラボレーションMVを手がけるなど、音楽方面でも活躍。 多才なクリエイターとして注目されています。
『ねずみの初恋』は、大瀬戸さんの持ち味が最大限に発揮された作品です。 絵の美しさだけでなく、キャラクターの心理描写の深さ、哲学的なテーマ設定など、若手とは思えない完成度の高さを誇ります。
特にペトロというキャラクターの造形は、大瀬戸さんの才能が光る部分。 「見られない愛」という新しい恋愛観を提示し、多くの読者の心を捉えました。
今後の展開からも目が離せない、注目の漫画家さんです。
【ネタバレあり】各巻の詳細情報(1-7巻)
ここからは各巻の詳細なあらすじを紹介します。ネタバレを含みますのでご注意ください。
1巻:運命の出会い ねずみと碧がゲームセンターで出会い、交際が始まります。組織からねずみに碧の始末命令が下るものの、ねずみは碧を守ることを決意。
2巻:殺し屋への道 碧を守るため、ねずみは「碧を殺し屋に育て上げる」という交換条件を組織に提示。碧の過酷な訓練が始まります。
3巻:初任務 碧が初めての殺しを経験。純粋だった青年が変わっていく姿が痛々しく描かれます。ねずみと碧の関係にも少しずつ変化が。
4巻:組織の陰謀 組織内の権力闘争に巻き込まれるねずみと碧。鯆の複雑な想いも明らかになります。
5巻:ペトロ初登場 第40話「黒」で、全身が黒焦げの謎の人物・ペトロが初登場。その異様な姿と不気味な存在感が読者に強烈な印象を残します。
6巻:碧、刺される 碧が首を刺されるという衝撃の展開。ねずみと豚磨との関係やねずみが抱えるトラウマの深さに胸が痛みます。
7巻:逃避行の始まり ねずみと碧が組織から逃げることを決意。過酷な逃避行が始まります。
1-7巻では、ねずみと碧の純愛と、二人を取り巻く残酷な世界が描かれます。 ペトロの初登場も5巻であり、彼の存在が物語に深みを与え始めるんですね。
【ネタバレあり】各巻の詳細情報(8巻)|ペトロの過去と正体が明らかに
第8巻は、ペトロの過去と正体が明らかになる最重要巻です。重大なネタバレを含みますのでご注意ください。
第65話:ねずみと碧の逃避行 二人の逃避行が続く中、組織の追手が迫ります。緊張感溢れる展開。
第66-68話:ペトロの過去編(最重要) 14年前の回想シーンが挿入されます。 まだ礼門だったペトロが、ねずみが豚磨を刺す現場に遭遇。 ねずみに一目惚れし、首を切られるも「素敵です…」と微笑む衝撃的なシーン。 その後、ヒソクによって火炙りの刑に処され、全身が黒焦げになった経緯が明らかに。
ペトロの本名が「礼門(レモン)」であること、組織名が「ペトロ」であることが判明します。 14年間、ねずみを遠くから見守り続けた彼の「見られない愛」が切なく描かれます。
第69話:碧とペトロの会話 碧とペトロが普通に会話するシーンが登場。 二人がなぜ知り合いなのか、この謎は明かされていませんが、ペトロが碧に入れ替わりの計画を提案したと考えられます。 碧に変装するための「かつら」を持っているように見えるペトロの姿が描かれました。
第70-72話:碧の覚悟 碧が重大な決断を下します。ねずみを守るため、碧もまた犠牲を払う覚悟を固めるんです。
第88-89話:ペトロの死(8巻以降の最新話) 碧の身代わりとなって死を選ぶペトロ。 汚れを落として肌色に戻り、碧になりすまして死にました。
最期のセリフ「ぼくは今 幸せでいっぱいですよ」「妄想に恋してきたぼくが 現実でねずみさんの力になれる」「見られない側の人間にとって 愛の極地ですよ」が、読者の涙を誘います。
唯一の懇願は「首の傷だけは避けてください」。 ねずみとの唯一の繋がりである首の傷を、死んでもなお大切にしたペトロ。 海に投げ捨てられた壺の中で、穏やかに微笑むペトロの首が描かれました。
第8巻は、ペトロの物語の完結編であり、『ねずみの初恋』という作品の深さを象徴する重要な巻です。 この巻を読まずして、本作の真の魅力は語れません。
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【考察】「見られる愛」と「見られない愛」の対比
第8巻で特に印象的なのが、碧の「見られる愛」とペトロの「見られない愛」の対比です。
碧は、ねずみに見られ、触れられ、声をかけられる存在。二人は同じ空間を共有し、言葉を交わし、抱き合うことができます。これが「見られる側」の愛なんですね。
一方、ペトロは14年間、ねずみに会うことも、声をかけることもできませんでした。暗闇の中で、ただ遠くから見守ることしかできない。それでも愛し続けた彼の愛が「見られない側」の愛です。
興味深いのは、ペトロが最期に「見られない側の人間にとって 愛の極地ですよ」と語ったことです。彼にとって、ねずみに会わずに、現実で彼女の力になれることこそが最高の幸せだった。
会えなくても、触れられなくても、存在を知られなくても。ただ愛する人の幸せのために命を捧げる――。
この「見られない愛」という概念は、従来の恋愛漫画にはない新しい視点です。愛とは相互性だけではなく、一方的で報われなくても、それでも尊い感情なのだと。
ペトロの物語は、恋愛の新しい地平を切り開いたと言えるでしょう。
【考察】ペトロは愛の「殉教者」|キリスト教的テーマの深さ
ペトロという名前に注目すると、興味深いことに気づきます。
「ペトロ」は、聖書に登場する聖ペテロ(ペトロ)を連想させる名前です。聖ペテロは、イエス・キリストの最も忠実な弟子の一人で、逆さ十字架で殉教したとされています。
ペトロもまた、ねずみへの愛のために命を捧げた「殉教者」と言えるのではないでしょうか。
聖書のヨハネによる福音書15章13節には、こんな言葉があります。「人がその友のために自分の命を捨てること、これよりも大きな愛はない」
まさにペトロの行動そのものですよね。碧の身代わりとなって死ぬことで、ねずみと碧の幸せを守った。自分の存在を消してまで、愛する人の幸せを願う姿は、究極の自己犠牲です。
火炙りの刑という処刑方法も、殉教者を連想させます。14年前に火で焼かれ、全身が黒焦げになったペトロ。この苦しみに耐えながら生き続けた彼の姿は、まさに信仰を貫く殉教者のようです。
作者の大瀬戸陸さんが、どこまでキリスト教的なテーマを意識されていたかはわかりません。しかし、ペトロというキャラクターには、宗教的な深みが確かに感じられます。
この自己犠牲の精神は、西洋人の魂の深みに根差します。ターミネーター2、タイタニック、プライベイトライアンなど心を揺さぶる映画の主人公が共通に持つ魂ですね。
愛のために命を捧げる。 それが「殉教者」ペトロの生き方だったんです。

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【考察】碧とペトロの謎の関係|今後の展開の鍵
本作最大の謎の一つが、碧(あお)とペトロの関係です。
第69話で、二人が普通に会話するシーンがありました。まるで知り合いのように話す二人。ここで大きな疑問が浮かび上がります。
「普通の青年として育った碧が、なぜ組織の一員であるペトロと知り合いだったのか?」
碧は組織とは無縁の一般人のはずでした。それなのに、組織の一員であるペトロと面識がある。この矛盾は、作中で明確に説明されていません。
考えられる可能性
可能性1: 碧の過去に秘密がある
碧が実は完全な一般人ではなく、過去に組織と何らかの接点があった可能性。碧自身が気づいていない、あるいは隠している過去があるのかもしれません。
可能性2: ペトロが碧を以前から知っていた
ペトロがねずみを見守る中で、碧の存在にも気づいていた可能性。ただ、それだけでは「知り合い」のような会話は説明できませんね。
可能性3: 第三者が二人を引き合わせた
鯆やヒソクなど、組織の誰かが意図的に碧とペトロを接触させた可能性。何らかの計画の一環だったのかもしれません。
可能性4: 碧とペトロは血縁関係にある
汚れを落とせば見分けがつかないほど似ていた二人。兄弟や親戚など、血縁関係にある可能性も考えられます。
今後の展開の鍵
この謎が、今後の展開の重要な鍵になるかもしれません。碧とペトロの関係が明らかになることで、物語全体の真相が見えてくるかもしれません。
ペトロは死んでしまいましたが、彼が残した謎は物語の中で生き続けます。第9巻以降の展開に、大いに期待したいところですね。
よくある質問(Q&A)
Q:ねずみの初恋は完結していますか?
A:いいえ、『ねずみの初恋』は連載中です。
2025年12月時点で8巻まで発売されており、週刊ヤングマガジンで好評連載中です。 ペトロの物語は第8巻で一つの区切りを迎えましたが、ねずみと碧の逃避行はまだ続いています。
今後の展開も見逃せない作品ですので、ぜひ最新話を追いかけてみてください。
Q:ペトロは何話で初登場しましたか?
A:ペトロは第40話「黒」で初登場しました。
全身が真っ黒焦げの謎の人物として、強烈な印象を読者に残しました。 この時点では正体は不明でしたが、その不気味な存在感が物語に深みを与えていました。
正体が明らかになったのは第66-68話(8巻収録)です。 本名が礼門(レモン)であること、14年前のねずみとの出会い、火炙りの刑に処された経緯が詳しく描かれました。
初登場から正体判明まで、約26話分のミステリーがあったんですね。
Q:ペトロの本名は何ですか?
A:ペトロの本名は礼門(れもん)です。
「ペトロ」は組織内でのコードネームで、本名は礼門という少年でした。 中国の延辺出身で、ヤクザ組織「舛花組」で育てられました。
礼門という爽やかな名前と、黒焦げの姿との対比が印象的ですよね。 作者の大瀬戸陸さんの緻密なキャラクター設計が光ります。
Q:ペトロは本当に死亡しましたか?
A:はい、ペトロは第88-89話で死亡しました。
碧(あお)の身代わりとなって死を選んだペトロ。 汚れを落として肌色に戻り、碧になりすまして死にました。
最期のセリフは「ぼくは今 幸せでいっぱいですよ」「妄想に恋してきたぼくが 現実でねずみさんの力になれる」。 海に投げ捨てられた壺の中で、穏やかに微笑むペトロの首が描かれています。
ねずみに会わずに死ぬことが、ペトロにとっての「愛の極地」だったんですね。
Q:あおくんとペトロはなぜ知り合いだったのですか?
A:第69話で碧(あお)とペトロが普通に会話するシーンがあり、二人が過去に何らかの接点があったことが示唆されています。
しかし、詳細は作中で明かされていません。 碧は組織とは無縁の一般人のはずなのに、なぜペトロと知り合いだったのか――。 この謎は、今後の展開の重要な鍵になる可能性があります。
第9巻以降の展開で、この謎が明らかになることを期待したいですね。
まとめ|ペトロの正体と自ら死を選んだ理由【あお君との関係】

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ペトロの正体と死亡のまとめ
ペトロの正体は、本名を礼門(れもん)という少年でした。組織名が「ペトロ」で、中国の延辺出身です。
黒焦げになった理由は、14年前にねずみが豚磨を刺した責任を問われ、ヒソクによって火炙りの刑に処されたためです。長年の汚れや塗装も黒さに含まれていました。
14年前、まだ礼門だった彼はねずみに一目惚れし、首を切られるも「素敵です…」と微笑みました。この首の傷が、ペトロの生涯の宝物となります。
最期は第88-89話で、碧の身代わりとなって自ら死を選びました。「ぼくは今 幸せでいっぱいですよ」という言葉を残し、「見られない愛の極地」に到達したペトロは、穏やかに微笑んで逝きました。
あお君(碧)との謎の関係
碧とペトロが知り合いだった理由は、作中で明かされていません。しかし、この謎が今後の展開の重要な鍵になる可能性があります。
二人が入れ替わることができたのは、汚れを落とせば見分けがつかないほど似ていたから。この設定も、何らかの伏線である可能性が高いです。
碧の過去に秘密があるのか、それとも血縁関係にあるのか――第9巻以降の展開で明らかになることを期待したいですね。
ペトロの物語から見る作品の深さ|8巻は必読
ペトロの「見られない愛」というテーマは、『ねずみの初恋』という作品の深さを象徴しています。
14年間、ただ妄想の中で愛し続けたペトロ。会うことも、声をかけることもできなかった彼が、最期に選んだのは、ねずみに会わずに死ぬことでした。
「妄想に恋してきたぼくが、現実でねずみさんの力になれる」
この言葉が示すのは、愛は相互性だけではないということ。一方的で報われなくても、それでも尊い感情なのだと。
ペトロは愛の「殉教者」として、自らの命を捧げました。聖書の「人がその友のために自分の命を捨てること、これよりも大きな愛はない」という言葉が、そのまま当てはまります。
第8巻は、ペトロの正体、過去、そして死までが描かれる最重要巻です。この巻を読まずして、『ねずみの初恋』の真の魅力は語れません。
ペトロの愛の極地を体感したい方は、ぜひ8巻を手に取ってみてください。そして、ねずみと碧の逃避行の行方、碧とペトロの謎の関係も、最新話で追いかけてみてくださいね。
あなたに合った電子書籍ストアで、今すぐ『ねずみの初恋』の世界に飛び込んでみて下さい。
ここまで読んで頂いて本当にありがとうございました。

